社会福祉法人札肢会 ぴあとぴあ通信
相談室らいと 事業所巡りの旅(vol.10)
2013.02.28
今回は札幌市のお隣、江別市にある生活介護事業所を訪問させていただきました。
○社会福祉法人北叡会 あるての杜
「あるて」とはイタリア語のArteを引用し、芸術や創造を意味し、これからの福祉のあるべき姿を、集う仲間とともに創造していくという思いが込められているそうです。この意味を聞いたときに、仲間とより良い地域社会を創っていくという「ぴあとぴあ」の思いと非常に似ているなと感じました。
自立支援法施行に伴い障害の垣根はなくなりましたが、江別市内には知的障がい者を主たる対象としている施設や生活介護事業所はいくつかありますが、身体障がい者を主たる対象としている施設はなく、生活介護事業所もあるての杜しかありません。よって江別市内はもちろん、遠くは砂川市から通所される方もいるそうです。
障がい者の生活介護事業所の他に、高齢者のデイサービスセンターとグループホームが併設されており、年齢を重ねた際には高齢者のデイサービスを利用したり、将来的にグループホームへ入居されたりと、ライフステージに応じて柔軟に支援が出来るという点では、ご利用されている利用者様やご家族様にとっては安心だと思いました。
総合支援法施行に伴い、難病の方が福祉サービスを利用できるようになりますが、医療の面も含めてどの様に満足のいくサービスを提供することが出来るか、また今後の事業所としてのあり方、展開について色々とお話しできる良い機会となりました。
お忙しい中、貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。